国立演芸場
柳亭市朗 「道具屋」
柳亭市馬 「船徳」
仲入り
東京ボーイズ
柳亭市馬 「らくだ」
船徳がすごくよかった。船宿のひとたちも客の2人も竹屋のおじさんもみんな優しい。こんな人たちだけで物語りが成立する世界は落語のなかにしかないよ。
あまりに興奮して仲入りで翌日分のチケットも買ってしまった。こんないい噺家の独演会が8割の入りなんておかしいよ!と妙な義憤にかられて…
らくだは最後まで丁寧に。この話、最後に出てくる4人は屑屋、やくざ、火葬場の男、乞食坊主と下層階級のひとたちばかりだということに改めて気付かされたのは、屑屋の人柄や、その屑屋とらくだの兄貴分の間に情のようなものが生じる課程がきっちり描けているからだ。
語る人によっては余分にも思える後半から火葬場での下げまでの箇所がちゃんと繋がっていた。妙な取り合わせの4人がしっかり頭に浮かぶので、くだらない地口の下げが可笑しい。
噺の隅々まで気が行き届いていることを感じるらくだだった。
2007年05月15日
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市馬落語集 上巻
Excerpt: 市馬落語集 上巻 2007年5月15日(火)会場:国立演芸場 とっても楽しみにし...
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